わたしと職業

gris-bijoux2006-04-25

1周年を迎えたわけですが、正直、まぁ、なんとか1年やってこれました!ってかんじで、
すごいみんなに「順調そうだねー!!」って言われるんですが、いやー、いろいろたいへんですがなー。それは、やっぱり。



最近、ものすごい久しぶりに向田邦子のエッセイ読んでて、1つ前の時代の、仕事をしている女性の謙虚さとか含羞とか、「女に生まれてきたことの決まり悪さ」って本人は書いているけど、そういうことって今あえて人に伝えたり、言ったりするとなんか逆に嫌味を感じちゃいそうだけど、でも、やっぱり日本人の女の人って、そんなかんじをどっか持っている方が自分たちもしっくりくる気がするんではなかろうか、と読んでて思ったなぁ。うまくそれを書けないんですが。



で、話は戻って、同タイトルのエッセイより。



極楽とんぼの私でも、ああ、困ったな、と思うことが何度かあった。
 そういう時、私は、少し無理をしてでも、自分の仕事を面白いと思うようにしてきたような気がする。
 女が職業を持つ場合、義務だけで働くと、楽しんでいないと、顔つきがけわしくなる。態度にケンが出る。
 どんな小さなことでもいい。毎日何かしら発見をし、「へえ、なるほどなあ」と感心をして面白がって働くと、努力も楽しみのほうに組み込むことが出来るように思うからだ。―(省略)― だから、私は一日一膳ではないが、一日に一つ、自分で面白いことをみつけて、それを気持ちのよりどころにして、真剣半分、面白半分でテレビの脚本を書いているのである。


私の場合、そんなかんじで何か一つ楽しみを自分に言い聞かせつつ毎日ブログを書いているのかもしれませぬ。そう、だから、運営していく上では、私が慣れないせいもあって、実際は山あり、谷ありいろいろです。ま、何でも当たり前なんですけどね(笑)。