紅一点だからこそ?

「我々がホテル生活なんだから(←住むところがないから)、吉野さんもホテルに泊まっていいですよ(←たいへんだろうから)。」


と、通える距離だというのに、私ちゃっかり有明のホテル(ビッグサイトまで徒歩5分)に泊まらせていただいおります。世の中経費節減を叫ばれている中、今どきなんていい会社なんだ、FRANZ!!


それ以外にも、荷物を持っていれば、必ずみなさん気を遣ってくれます。



「吉野さん、それ僕が持ちますよ!!」


「えっ!?いいよ、だってこれ超軽いもん!!」


「いや、だって、女性に荷物持たせるなんてできません!!」


「いや、ほんといいって!!日本の女の子はこれぐらい全然持つんだって!!」



ってか、ダメだろう!!女子だからといって仕事の場でそんなに甘やかしたら(?)!!


と、女子=私しかいないのに自らストイックに律しておりましたが、


エレベーターに乗るときも、ドアを出るときも、お店で席に着くときも、何食べたいか決めるときも、「どうぞ(ニッコリ)。」と、とにかく何でもみんなレディーファースト対応なので、


最初遠慮していた私も、だんだん「お先に失礼。おほほ。」なんつって(ウソ)、状況を甘んじて受け入れ始めました。


・・・図に乗らないよう、気をつけます。



でも、反射的にそういう風に動けるのは素晴らしいねー、とお伝えしたところ、「こちらに来て思いましたけど、日本の女性はかわいそうです」と言ってました。・・・どうやら私たち意外とかわいそうらしいんで、男女それぞれの意識改革のために、誰か「日本の女性は、美しい」改め「日本の女性は、かわいそう」キャンペーン張ってくれないですかね。結構、かわいそうなことって知らなきゃ全く本人たちはかわいそうに感じないもんだよね。


ちなみに、彼らは台湾人といっても欧米の生活が長かったりする人たちなので、実のところ台湾の風習かどうかはわからないのだけど、彼らが日本に長く滞在しても、そのあたりは日本に馴染まずにいてくれるとうれしいなあー、えへへ、などと図々しく思っている今日この頃です。