一部です。

つくづく、E-MAILやFAXのなかった時代の貿易というのは、
限られた人だけしかできなかったものだったのだろう、と思います。


今や私のように英語がしゃべれない人間も、メールのおかげで中学生レベルの英文のやり取りで、友達に聞いたりしつつも、それほど問題なく商品のやり取りができています。


外国人と直接やるのって、いろいろたいへんかな・・、と思っていたものの、
今のところどの方もきちんとした方で、とても助かっています。
特に頻度の高いVirginie Maheさん(仏)なんかは「私の英語がいたらないので・・・」とか、無理なおねがいをしても「たいへん恐縮ですが、そちらは対応しかねますので、こういった別の方法ではいかがでしょうか・・・」とか、日本人ばりの気の使い方でご対応いただいてます。前の会社の国際営業をしていた友人は「こんな気の利く外国人みたことないよ。」と感心していましたが、そういう意味でもとてもよいデザイナーさんとめぐり合っています。


メールとかで唐突に「御社の商品を扱わせていただきたいのですが」とおねがいしても、
割と「じゃあ、カタログ送りますね。」と快諾していただけるところも多いのですが、
今日入ってきたTARINA TARANTINOはたいへんでした・・・。


アメリカのブランドで、いわゆるセレブの人が遊び感覚でつけて、よく雑誌とかにも載るのですが、店舗写真の提出から始まって、その他の取扱い商品の写真の提出、web上のカタログのパスワードが3日毎に変わるので、そのたびにパスワード聞かないといけなかったり、システムがしっかりしているというか・・・。
が、一方で西海岸の方々なので「ハ〜イ!元気〜!?」みたいな超ノリノリのビジネスメールで、純日本人の私は結構面くらいます。なかなか肝心なFAXがずいぶんしても届かないので「あのー、どうしましたでしょうか・・・?」と恐る恐る聞いたら、「あー、なかなか送れなくて疲れちゃったから、まだなんだよねー。FAX番号もう一回教えてもらえる?」みたいな。「疲れちゃったから」って・・・。でも、出荷はものすごい敏速。


すごいしっかりしているところと、ラフなとこが相混ざっていて、商品にもそんなかんじが反映されています。一見オモチャっぽいんだけど、細かいところが丁寧に作ってあったり、カジュアルだけど、エレガントなものにもすごい合ったり、大人の女性に耐えうる、西海岸発カジュアルアクセサリー。ぜひ見に来てみてください♪