存在感とは。

gris-bijoux2005-10-19

たぶん熱あるけど、二日続けて店閉めると、


「あー、ついにつぶれたんだね。」


って思われるので、がんばって来てみましたよ。富山の薬売り(?)の人が置いていった滋養剤飲んで。自分を騙す。病は気から。


さて、先日の読売新聞の記者さんからお手紙をもらいました。
昔の、まだこれほど大きくなる前のヴィトンの店の様子を写したセピア色の写真のポストカードに、


「存在感のあるお店を作ってください。」


と、メッセージをいただきました。センスがいいなぁ。


「存在感のある店」っていうのは、ただ「個性的」であるだけでも、ただ「成功している」ということだけでもたぶんダメ。創業者なり企業の思いや志っていうのが、立ち表れてくる店っていうのが重要で、それが“存在感”であり“ブランド”につながるんだ、ということを広告会社で一番学んだことです、たぶん。小さい店でも、いや、店でなくても、人としての存在感や、自分のブランド作りっていうのも同じだと思う。


もちろん私の場合は、それ以前に目先の売上げやもっと悩まないといけないことはたくさんあるのですが、でも、立ち返る自分の志みたいのがはっきりしていないと、商品一つ仕入れたり、値付けするのもズレはじめるのでね、少しずつかもしれませんが、そういった目に見えない店のかたちも作っていきたいと思います。


最近、ほんと、どうしたいのか?ということを悩んでいます。だから、熱出るのかなぁ・・・。