今日、下北沢にて。

gris-bijoux2005-11-13

たぶん4年ぶりぐらいだと思う。


同期に会いにいった。


ずっと気になっていて、ずっと忘れてなんかいなかったのだけど、あまりにも毎日が繁雑で、会いにいけなかった。


「今、会社を辞めてね、代官山でアクセサリーのお店やってるよ。たぶんどれもすごい好きだと思うよ。」と報告して、身に着けてきたいくつかのアクセサリーを見せてあげた。でも、「ずっと顔を見にこれなくて、ごめんね。」と言葉を続けようか、心苦しくて一瞬躊躇したとき、


彼女が寝たままの姿勢で、目を合わせて、微笑むような表情を作ってくれた。


いろんな気持ちが溢れてしまって、涙が出てきてしまいそうになった。


今、彼女は言葉や表情や動作で、意思を伝えることができない。


長い間会わなくても、言葉がなくても気持ちが通じる友達なのに、足が遠のいていた自分にひどい、と思ったし、それでも私に微笑んでくれた彼女や、元気であれば誰よりも私の選んだアクセサリーを気に入って、いろんな人を連れて遊びに来ては応援してくれたであろうことは絶対だったし、とにかくいろんな気持ちが混ざりこんで、整理がしきれず、ただ彼女にお別れだけをして、お店に向かった。


井の頭線の中で、ずっと泣いてしまった。


たぶんまわりは失恋した女だとでも思っただろう、と思う。


申し訳なかった。
こんなにも自分はまわりの友人や知人に気持ちを向けてもらっているのに、自分は向けてあげれていなかったこと。
今の状態をただ報告してしまって、もしかしたらそれは彼女を置いたまま、自分はどんどん先に進んでいるように思わせてしまったかもしれないけど、それは違って、あの研修時代から私は全くなんにも変わっていないし、気持ちも変わらないし、ただ毎日が慌しくて気づいたら時間が空いてしまったけど、いつも思い出すし、忘れていないよ、と伝え忘れてしまったこと。


ブログで書くことではないかもしれないけど、日記としてどうしても書いておきたかったので。


本当に、ごめんね。また遊びに行くね。