汚れた舌。

gris-bijoux2006-06-07

あー、のどが痛い・・・。


ここで無理すると熱が出始める予感・・・。慎重に過ごそう・・・。



さて、ここのところ朝、「汚れた舌」の再放送を洗濯物とか干しながらずっと観てたのですが、なかなかおもしろかったです。


すごいドロドロしてて、最後どうオチるのかなぁ、と思ってたんですが、いい具合に結論が出てたように思います。


話が複雑で説明できないのでこれだけ書いてもわからないと思うのですが、要は結局、いろんな立場の人間が状況に翻弄されながら、「自分の軸を持って、自分を生きないと幸せではないし、他人も幸せに出来ない。確かなものは自分の中にしかない。」ということに気付き、それぞれが自立していく話でした。


セレブな専業主婦も、“結婚もしくは夫”という不確かなものだけに頼っていきてきた不幸に気付き、仕事と恋愛に生きる、と宣言していた主人公も、実のところは本当に覚悟なんかできていなくて、ふらふらしている自分に気付き、もう一度自分を立て直していくわけです。


自分の中で、本当はどうしたいのか、何をしたいのか、自分の幸せの基準を持っていないと、他人の評価や他人に自分の幸せを委ねちゃうから(例えば、玉の輿を狙って、相手によって自分の状況を変えようとする人とか)、他人に振り回されるし、すごい自分が不安定な存在になっちゃう、というのは、自分の反省の意味も込めて、そうなんだよねぇ・・・と朝からうなってました。


自分の中の確かなもの、自分の中の絶対のもの、とか、でも突き詰めていくと、神への信仰とかそういうレベルのものとか、そもそも“絶対”ってなんだ、みたいな話になるけど、でも、“幸せの基準や置きどころを他人に委ねちゃいけない。人が自分を幸せにしてくれることを望むのではなくて、自分がきちんと自分を生きないとその幸せは手に入らない。自分の軸がブレなければ、迷わない。”というのは、なんかそんなような気がします。


最後はただのドロドロドラマじゃなくて、なかなかよかったです、「汚れた舌」。


DAVID AUBREYグリーンネックレス。 (→完売御礼)