変化。

gris-bijoux2006-07-20

昨日久しぶりに前の会社に用事があって足を踏み入れたら、ものすごくその空気に馴染めないのにびっくり。


たくさんの人が待ち合わせをしている玄関ホールを抜けて、少し混んだエレベータに乗って、会社の人たちがよく打合せをしている喫茶スペースで人を待っていたのだけど、なにげなかったその空間も、働く人も、こんなに緊張したものだったんだな、と思って、そこにいる自分に違和感をすごい感じました。でも、やっぱり、そうなのか、とも納得。



というのも、割といろんな人に「前とちょっと雰囲気変わったね」と言われるんだけど、自分じゃ“そーかなー?”って全然わからないわけですが、これだけあの空気に違和を感じるというのは、明らかに私は昔とは少し異質になったんだと思う。



各個人と話せば、割と朗らかで気楽だったりするんだけど、でもその一人ずつが少しずつ纏う何かが集まるとあんな空気になるんだなぁ、と本気で昨日は感心した訳です。自分も含めてそこにいたら日常になってしまって気付かないだろうけど、あの空気の中で、ああいう個性の強い人たちと存在していなきゃいけないっていうのは、どっか身体の一部を固くしていないと無理なかんじ、というか、久しぶりにどこかがなにか緊張するようなかんじがして、「よくこんなところにいたなー。」と思って他人事で当時の自分に感心しました。


なんでお店始めたんですか?って聞かれると、その都度はっきりとした答えはなかったわけだけど、確実に言えるのは、もうこのどこかを緊張させているるような生活は私にとっては5年が限度だったんだと思います。もっと自分を弛緩させようと思って、今のお店なんだなぁ、きっと。


以前友人に「大学入学当時になんか、戻ったね。」と言われてまったく意味がわからなかったのけど(笑)、でも、一番リラックスしている時期だったんだなぁ、その頃。3年ぐらいから氷河期世代の私は就職活動準備とかあったからねぇ・・・。


ま、いづれにせよ、もう私はたぶんああいう場所には戻れないカラダになってしまったので、がんばって店続けようと思います(笑)。



写真は、Barbaraのキラキラネックレス。¥8400 (→完売御礼)
意外と大人っぽく着けれます。