潜入!早慶戦。
今、プラチナチケットと言えば、そう、
早慶戦です。
ハンカチ王子人気により、大高騰(というか、全然入手できない)らしいですぜ。
そんな貴重な試合を、どちらにも帰依していない私が観戦してていいのか、Mちゃんの言葉を借りれば「隠れキリシタン」のような心持ちで望んでおりましたが、ひとまず慶應側の席だったので、慶應の応援を。
それにしても、これが早慶戦ってもんなんだね。試合と別の次元で感動しました。
この「王道感」っていうの?
学生一丸となって肩組んで歌うそのうねるような熱気とか、おじいちゃんなっても誇らしげに慶應のネクタイ締めて観戦に来る、この愛校精神というか、日本の主流派であり、伝統があることに対するアイデンティティというか、誇りというか、なんかすごいものを感じました。
同じ大学出身であることを会話に出したところで、
「ふーん。それは奇遇だね。・・・で?」(関心が全くない)
という、超クールな先輩たちを輩出し続けてきた、やけにさっぱりしすぎなうちの大学も嫌いではありませんが、こういうちょっと「王道感」あふれる堂々人生コースみたいなものも歩んでいたら、人生また違うのかもねー。慶應チア出身です♪みたいな。
などと思いながら、今日の朝、寝起きの妹(一応、慶應出身。早慶戦を観に行ったとか聞いたことない。)に、「そういえば、もしかして“若き血”とか歌えちゃうわけ?」と質問したところ、
「ああ。歌えるよ。・・・フフフフン〜(鼻歌)、けーおー けーおー りくのおうじゃ けーおー〜 」
超適当。
サビ(?)しか歌えてないじゃん。
・・・ということで、結論としては、必ずしも所属していた人がみんな王道人生気分を味わっているという訳でもなく、もうちょい違うマインドがプラスされないといけない気がしました・・・。妹見てる限り。なんだかわかりませんが。
そんなメインストリームを歩めない、かわいそうな姉妹二人の最近の愛読書は、「デトロイト・メタル・シティ」(妹)と「臨死!!江古田ちゃん」(姉)です。
・・・チアとか、絶対ないね。いろんな意味で。
写真は、新入荷のALEXANDRA FRANCOIS(仏)のブローチ。\8800(→完売御礼)