我が人生に悔い有り。

先日妹がDREAM GIRLSのDVDを買ってきたのでその付録（？）のメイキングを一緒に観ていたんですが、もはや本編はこのメイキング映像のために有り!!

監督から役者から振り付け師から照明、衣装・・・とそれぞれ強者のメンバーが、それぞれの専門分野において120％のクリエイティビティと心意気を発揮して一つのモノを創りだしていく様にシビれます。ビヨンセなんか体調最悪なのに、文句一つ言わず声が出なくなるまで10時間歌い続ける訳ですよ。照明デザイナーもなんか仙人みたいな、ちょっと大丈夫？な風情なのに、それは緻密な計算のもと芸術的な舞台を作り出すわけ。で、そういう風にそれぞれがそれぞれのプロの仕事に圧倒されて、負けじとがんばるみたいな。

こんな仕事、超うらやましいぜ。

あんまり人のことをいいなー、とか思うことはないんだけど、なんでうらやましく思うかというと、たぶん

謎掛け（大喜利とかの「○○と掛けて、××と解く。その心は･･･」ってやつ。）

から逃げたから。

当時、社内のクリエイティブ（制作部）への転籍試験には面接で即興「謎掛け」が課せられると聞いて、えー、なんかそんなのやりたくないなぁ、と思って受けなかったことが大きいように思う（アホな理由だなぁ・・・。っていうか、その面接何だよ。）。そんな理由でなんとなく流されて、学生時代からずーーーーっとやりたかったCMプランナーへのチャレンジをせず、“もしかしたらあったかもしれない選択肢”を残したまま、会社を辞めてしまったことが今までの人生での唯一の後悔です。

その他のことも全然自分の思うとおりに行っていることなんてないけど、でも一応どれもチャレンジしてみた上での結果だから、有り得る選択肢は潰してみたから、結果自分で納得できてるし、後悔はしてないんだよね。どの部署もクリエイティビティは必要なんだろうけど、でも直接「表現」を創り出す、ということをやってみたかったなぁ。能力なくてもチャレンジしてダメだったら後悔しなかったのに。

・・・なぜこんなことを書いているかというと、とても苦手なことをお仕事上しなきゃいけなくて、「可能性を残して逃げると、また後悔するよ」と自分に戒めておるわけです。はぁ・・・。

写真は、BENEDICTE.安全ピンのデザインのネックレス。華奢でかわいいですよ。このブランドを仕入れようと思った、決めの一品。￥21000（→完売御礼）