インテリ、万歳。

しばらく前に書いた日記を受け、



「俺、どうせインテリだし。」(←どこまで冗談かよくわからないところがすごい。)



的なコメントをここ何回か連続で、周りの知的職業に携わる高IQな友人知人に言われるので、きっぱり訂正しておきます。



インテリジェンスがないよりは、あった方が断然人間は面白いと思います!!



当たり前じゃーん。


じゃなくてー。




先日、食器業界の重鎮と言われるIさんとお話させていただいたのですが、その方曰く、


「今はね、“プロセスの美(=かっこよさ)”が求められる時代です。なので、どんな家に住んでるだとか、どんな車に乗ってるだとか、どんなカバンを持ってるとかね、そういうマテリアルなことやブランドを主張するのはもうかっこ悪いんです。どういう生き方をしているのか、その中で何を選び取って生きているのか、ということに意味があって、そこにかっこよさがある時代なんです。」


ということらしいのですが、


そういう意味で、プロセスのない知識やら既に持っている地位とか家柄とかをひけらかしたり、そこでおさまってるっていうのはかっこ悪いよね、ということを塩野さんや箭内さんは言っているのでありましょう。


高いレベルで生き方を追求していけばいくほど、そのプロセスで高いレベルのインテリジェンスが必要であるのは当然です。


美学のある、志の高いインテリ。


さらにそこに向かうパワーみたいなもの。


そういう人が“かっこいい”と箭内さんは書いているように思います。幕末の志士がかっこいいのも、そこに命懸けの“必死さ”があるから胸を打つわけで。


それって延々とグラスまわしてワインの蘊蓄語ってるのとは違うよ、って話ですかね。



でも、私のまわりのインテリは、みんなチャレンジしてるし、がんばってるなぁ、と思います。かっこいいよ。いい世の中になるといいね。


インテリ、万歳。


by boe.\11550(→完売御礼