いいクルマが好きだ。男ですから。

gris-bijoux2008-12-17

で、それがオデッセイでいいのかどうか、ということは詳しくないのでよく知らないんですが、


電通のクリエイターが「実際の購買に関しては奥さんの発言が強いと思うのですが?」という質問に対して、


「奥さんにとって、だんなさんがかっこいいことやかっこいい車に乗ることは悪いことではないですよね。ですから、このメッセージはネガティブに作用するとは考えませんでした。」


と答えていて、渋谷の駅貼り見てこのコピー、いいな、と思ったのを思い出しました。


かっこいいこととかかっこいい車に乗ることがいいというより、むしろLEON的なそれ過剰だろ、というのはイヤミなんだけど、あんまり「燃費」だとか、「エコ」だとか、「子供のために」とか、なんか本当の欲望を押し殺しているかんじのものの方が気持ち悪さを感じていたんだなぁ、と思いました。この開き直りのようなコピーみて「まぁ、そうだよね」と思ったというか。バブルのときと、抑制された不況時でのこのコピーの効き方はまた違うと思うんだけどね。


どれも真っ当な理由はあるんだろうけど、本音っぽくなかったり、へんに大人びてたり、なんかそういうまわりくどい理屈に付き合うのがもう最近面倒くさいような気がする。実際には実現不可能なことはたくさんあるけど、ほんとのところを無視して、妙な自己欺瞞とか正当化とかそういうのが嫌なのかなぁ。もっとストレートで正直な欲求みたいなものに従って生きている人とかの方が付き合ってて楽、みたいなところがあるように思います。ただその欲求の方向が間違ってない?というものだと共感できないんだけど。


なんか実はそうやって正直にやっていると、自分の好きなものとか、あぁ、私ってこうしたいんだなぁ、とかそういうのがどんどん明確になってくるように最近思います。逆に押し殺していると、何が好きで、何をしたいのか、どんどん訳わかんなくなるし。


欲望はまっすぐに高らかに謳おう、というのがA型日本人の私の最近のスローガンです。


写真はAOI.\17450 オニキスのネックレス(→完売御礼