桜の花のごとし。
あきらめるな。くせになる。
松田龍平の缶コーヒーのポスター(のコピー)ですが、
今回のサッカー観て思ったけど、なんか日本全体が、そもそも始まる前は期待値が低かったように、なんとなく、あぁ、どうせ・・・、と(いろんな場面で)あきらめるのがくせになっていたところに、
派手さはないけど、各々があきらめずに、ひたむきながんばりで世界を相手に勝ち進んでいく姿になんだかみんなハッとした、
というかんじだったのではないでしょうか。
前も書いたけど、“なぜ日本人が桜の花が好きなのか”、それは散り際の良さ、とかいろいろ言われるけど、
桜の花は、最初に咲いた一輪が、我慢して我慢して最後に咲く一輪が花開くまで耐え続けて、そして一斉に散る、その姿に本当は感動しているんだ、
という話が結構好きなんだけど、今回もものすごいスターが一人引っ張るという訳でもなく、それぞれがいい仕事をして、力と心を一つにしてかたちを成す、というスタイルも、すごく日本人が好きなパターンだったんじゃないかなぁ。
バラもランも強烈に美しいけど、桜ほど日本人は心にグッとこないもんね。なぜだか。
このワールドカップの間、みんなにワッと夢を見せてくれて、最後は泣く駒野を誰一人責めることなく、みんなで包みながら、グラウンドを去りそれぞれがまた自分のホームに戻っていく様は、やっぱり満開の桜の花をみた後味にも似ているような気がします。
・・・なんつって、ちょっと詩的(?)にまとめてみました。ってか、眠い。
写真は、Lorina.¥12000→¥6000 完売御礼