入荷しましたよ。


先日一番これが売れましたよ!と言っていたシリーズを再入荷しました。
プラス、こちらはオーダーしていなかったのですがデザイナーが「どうしてもこれがおすすめなの!最新よ!」とおっしゃるので薦められるまま仕入れたものも。でも、薦めるだけあって、やっぱりかわいいです。実物と画像では全然違う。信用してもっと仕入れればよかった・・・。


話は変わって。今度取材がくるのですが、そのときまでに「将来の夢」みたいのも聞くので考えておいてください、といわれたので、ちょっと考えてみたのですが、
正直結構私は今この時点である程度満足していて、さらに店舗数を増やしたいだとか、年商いくら、みたいなことを目指しているわけでもなく、マイペースに長く続けられればそれで充分すごいことだと思ってるので、でもそれじゃあ地味すぎるのかな?と取材意図を汲んでやっぱり膨らますか、とか悩んでます。前と違って、いつかはこうしたい、こうなりたい、みたいなものを描くことは最近ほんとになくなって(前の日記にも書いたけど)、そんなことよりも“こういうかんじの人になりたい”という方が最近大きい。


例えば、Tさん。この前のパリの展示会にいったときにお世話になった通訳の方です。妹も一緒だったので知っているのですが、妹もTさんの大ファンです。


一言でいうと、「アクが抜けている」。
その人の持っている空気なので、言葉では説明できないんですが、あんまり会ったことのないかんじの雰囲気の、なんかこう、サラッとしたかんじというか、嫌味がまったくないというか、単純に感じがいいと表現するだけでは足りない、もっと涼しくて、こういう人を本物の「自然体」というんだなぁ、というかんじ?美人で、親切で・・・。うーん・・・。伝えられない。


ずいぶん若い頃からパリにいらっしゃって、ご主人はヘアメイクをされている方(日本人)らしいのですが、パリと日本を行ったりきたりしながら子供をお二人育てているという主婦の方です。もうしばらくは日本でご主人が仕事をされるということで最近帰国されたのですが、なんで、ああいう雰囲気を醸せる人になるんだろう。外国にずっといるとやっぱり雰囲気が違うのかなぁ、留学とかしたことないからわからないけど。


俗っぽくないってかんじかな。エネルギーが全身から出ているパワフルな人も一緒にいると元気になるし、素敵なんですが、私はどちらかというと、前線でがんばっている、というよりも一歩引いて、俗っぽくなく、でも浮世離れしている訳でもなく、淡々とアクが抜けた、独自のオーラを持っている女性になりたいなぁ。それが「将来の夢」です。でも、そんなの説明できないし、なんて話そうかな。