女子飲み場


「銀座方面に勝どき橋を車で渡るとき(しかも夕日をバック)」に、東京に来たんだなぁ、と感じるという人がいましたが、私は「桜田門方面から左に皇居を見ながら、日比谷へ抜けるとき」に東京を感じます。一応東京で育ってるんですけど。


それと、伊勢丹


定休日だったので、遅ればせながらSALEに行ってきました。ものすごい久々に伊勢丹へ。


やっぱり伊勢丹はすごいですよ。デパート空間全体から自信とパワーがお客さんに伝わってくるというか。“先端走ってますぜ!”という油断してない緊張感が素晴らしい。どこにでもあるようなブランドでも、伊勢丹の売り場にいるときだけはすごく“張ってる”気がする。ちょっと見ないうちにすぐに売り場も追いやられてたりするしね。その競争の激しさも含めて、超高級ブランドやトンガったブランドから思いっきりギャルブランドまで、和菓子から洋菓子、お惣菜と、様々なものが合い混ざりながらトータルで「これが今の東京です!」というのが、ものすごいよくわかる。一時、セレクトショップがもてはやされたけど、百貨店=総合力のおもしろさ、にはやっぱり敵わないかも・・・・、と思わせる迫力が伊勢丹にはあるなぁ。売る側になってみて、改めて伊勢丹スゲェと感動しました。


と、その後、渋谷の和食屋で友人4人で女子飲み。
それぞれ組織に頼らず、自分の足で立って独立してやっていこうとしている女性たち。
私なんかは所詮既存の業態でやっているだけでたいしたことないのですが、
彼女たちは新しい価値を提案しようとしているパイオニアたちだから、相当パワーがいると思うし、ほんとにすごいと思う。しかも、積極的に勉強してるし。かんじいいし。
私は女子校育ちなこともあって、あんまり実はどんな偉くて、かっこいい男の人がいようがほとんど何の刺激も受けません。なんか別の軸で生きているもの、というかんじがしちゃうのかなぁ?だから、とにかく私はキレイにしなききゃ!とか、がんばらなきゃ!と思うのはやっぱり素敵な女性と出会うとき(のみ)。別に女性が好き、という類の人ではないのですが。これもまた、刺激的な東京の夜でした。