選挙


パリで歩きすぎたために、足がいろんな意味でボロボロになっていたので、
お店を開ける前にササッと足のネイル(というかどちらかというと角質取りとかの方がメイン)に行ってきました。気持ちよかった〜。


で、とても若い、109の店員さんのようなスタッフさんが付いてくれたのですが、
「なんか今回は行かないといけないかんじしますよねー。」って、話題はやっぱり選挙なんですよね。予定が入っていても、今回は不在者投票をちゃんとする人とかも何人も知ってるし。さっきもお客様に「あなたは郵政民営化に反対なの?賛成なの?」って聞かれて、ちょっと困惑してしまいました。盛り上がってるなぁ・・・。投票率、気になる。


学生の頃、NHKの報道部の選挙事務局でアルバイトをしていましたが、ものすごい楽しかったのを覚えています。選挙って、改めて考えると、日本全国を巻き込んだものすごい大掛かりな日本最大級のイベントな訳で。ちょっとしたお祭りだから、みんな「忙しい!!!」といいつつ、嬉々として仕事していて、その緊迫感とバタバタした雑多な空気と、記者さんたちのエネルギーと、呑気な学生をしていた私は圧倒された記憶があります。特に当日は、スタジオの裏には広いバックヤードがあり、そこにダーーーーッとPCが並べられていて、一台ずつ記者さんたちが張り付き、開票情報を聞きながら当確を出していくんですが、これがまたなんかかっこいいんですよ。どこよりも早く当確出すことが使命なんですけど、当確出し間違えると左遷されるのでみんな必死だし、超ぴりぴりした雰囲気の中、罵声が飛んだり、電話は鳴り止まないし、FAXの紙があっちこっちで乱舞してるし、大人たちが大勢集まって短期間に真剣に戦闘モードで仕事をしている様子って、圧巻というか、なかなかそういう現場に立ち会うってないことだから、感銘を受けちゃうんですよ。プチプロジェクトXみたいなかんじ(?)。


なので、いつもNHKの速報みながら、バックヤードの人たちに思いを馳せ、へんなところで感動しています。選挙。