いい仕事してますね。
実は、みなさんに黙っていたことがあります。
家宝にしようと思って。
郎世寧、またの名をジュゼッペ・カスティリオーネ。
高校時代、世界史を選択したみなさん、よーく思い出してください。教科書のどこかでこの名前見かけたはず(たぶん)。
一見、シノワテイストですが、そう、この人実はイタリア人。
修道士として中国に渡りながら、清の時代に宮廷画家として脚光をあびた人です。
で、この人の作品を、そのままそっくり忠実にFRANZが陶器として再現し、郎世寧の絵とともに今この作品は台湾の故宮博物館に展示されています。
これがどれぐらいすごいかというと、まず故宮博物館というのはですねぇ、世界4大美術館の一つ(他、ルーブル・メトロポリタン・エルミタージュ)なわけですよ。蒋介石が台湾へ移るときに、中国にあった価値のあるめぼしい財宝はほとんど全部持ってきたわけです。なので、その展示品のレベルの高さといったら、北京の故宮は比べ物になりません。
で、その6〜7万点あるお宝類の中で現在展示されているのが、たったの6000点。
その選ばれし一点なわけです。(全部展示したら200年かかる)
で、世界で限定88個のみ生産され(現在は既に完売)、その1セットを仕入れました。
いざ着てみたら、そのケースの立派さや、その芸術品ぶりがただうちの倉庫に眠っているのはもったいなさすぎて、もしご希望の方がいらっししゃればぜひご覧いただきたいと思いました。
一応、お値段、\700,000(税別)。
でも、関税及び送料を考えたら、全然台湾で買うより安いと思う。
名前は「The Peach Flower and Swallow Series」。
もし見るだけでも・・・というご希望の方がいらっしゃれば(もちろん、買いたい!という方も)、アポイント入れてください。ご用意いたします。
お正月には展示してみようかな。