senken h

gris-bijoux2006-03-30

今月の27日ですが、繊研新聞タブロイド版「h」にお店を紹介していただきました。


代官山・猿楽町特集。


「10年前に始まった再開発以降、大通りにはアドレスやラフェンテといった大型ビルが並び、すっかり街の雰囲気が変わった代官山。一方、路地裏には、同潤会アパートがあった頃のような趣を感じさせる風情が残っている ― 」


という風に「古きよき面影残す路地裏の個性派ショップ」としてくくっていただいた訳ですが、なんかいいなぁ、と思って。


よくよく考えてみると、ヨーロッパにあるような路地にたくさん小さくて、雰囲気のある、かわいいお店が点在しているような街(エリア)って、意外に東京にありそうでない気がします。


いわゆる銀座、渋谷、青山、表参道とかの一等地は、当然大手の資本でないと入り込めないし、自由が丘あたりも相当今高いしね。下北沢とか吉祥寺もいいけど、でも居酒屋さんがあったり、カラオケがあったり、いろんなものが雑多に存在しているので、また代官山とかとは雰囲気が違うかなぁ。


でも、代官山もどんどん大手が入ってきていて、いわゆるどこのテナントでも入っているようなお店が単純に面で広がっている、という街になってきてはいて、なんか最近中目黒のあたりの方がおもしろいかなぁ、とか思っていたのですが、“まだ同潤会時代のいい雰囲気のあった代官山のようなお店があるよ”と見つけてくださったのは嬉しい限りです。


前にも書きましたが、なにしろ「ヨーロッパの路地にポッとある、どうして成り立っているかわからないけど、オーナーが好きでやっててなんかいいかんじの店」が理想系なもので。


うーん、着実な一歩ですね(自己満足)。