笑い飛ばす。

gris-bijoux2006-05-30

どうも最寄りの本屋とあまり肌が合わないのか、あんまり読みたい本がなくて、結局「ブスの瞳に恋してる2」を購入。


ペロッと30分ぐらいで読めます。夫の愛が偉大です。



で、あとがき。


なんでこの夫(放送作家)が“おもしろいこと”にこだわるのか、ということが書かれているんですが、
一時期父親が莫大な借金を抱え、家族が抜き差しならなくなり、仕事すら投げ出してもうこの現実から逃げようとしたときに、「今の状況を、みんなの前でおもしろおかしくしゃべってみろよ。」と強引に会議に引っ張りだされ、無理して面白く話すわけです。


で、打合せの席でみんなに大笑いされたら、なんだか次に進めるようになった、「笑う」って大事だな、と。



笑い飛ばす」って、なんか意識的にするコツのようなものもある気がします。


グーッと自分を客観的に見るとか、今の状況を線の中の点として捉えるというか、なんかそういうかんじ。
別にいい加減とかじゃなくて。


A型だし、比較的深刻に物事捉えがちなことが多いので、“自分を笑える”というのはできるだけ習得したいといつも思っています。
肩の力の抜き方の方法というか、周りに対しての気遣いでもある気がする。“がんばってます!”というかんじより、辛い状況も笑える人の方が周りの救われるし、気が楽になるよね。


笑い飛ばせる人、ってすごいな、といつも思っていたのですが、でもそういう人たちもきっと意識的にそういう風に自分をもっていっているのかも。


学ばねば。


何かで読んだけど、自分を客観視できる、ってものすごい知性が必要なことなんだって。



写真は、Barbara Reischの三連のブレス。キャンディみたいでかわいい!  (→完売御礼)