FRANZパンフも完成!

gris-bijoux2006-09-27

それだけでかわいいので、店に来てくださるお客様はみなさん喜んで持ち帰ってくれているFRANZパンフ!


ものすごい好評です。Mさん、Sさん、Dくん、本当にどうもありがとうございます。


やっぱり販促ツールってほんとに大事だね、と今さらながらに身にしみて思う今日この頃。


そういえば、私がFRANZをこうして仕入れられるのも、上海のお店にDMがあったからこそだったんだしね。
どういう効果を生むかわからないもんです・・・。


代理店の人たちがみんな日々一生懸命知恵を絞って、とっても大きなお金で、ダイナミックに展開していることを、私はえらい小さい規模でこじんまりやっているわけですが、こじんまり全部を自分一人でやってみて初めて気付いたことがあります。


それは、今まではあまりに規模がデカいのでなんだかわかりづらいというか、そのデカさのために分業体制で、自分のやっていることがなんとなく茫洋というのか、フワフワしているというか、もしかしたら、広告なんてなくても世の中どうとでもなるんじゃないか、とか、自分たちのやっていることはなんか世の中の「+α」的なものだと思っていた節があったけど、でもそうじゃなくてものすごく「商売の基本」を支える大事な仕事なんだ、ということにいまいちピンとこないまま私は仕事を辞めてしまったんだな、と思うことです。


代官山のどんな小さな店も、看板を作って、ショップカードを作って、DMを作って、HPも作って、たまにはイベントもして、PRもやって、お客さんはどういうことを求めるんだろうとかいつも考えて・・・、そうやって地道に試行錯誤して商売をしています。どこでもやっている「商売」を支える基本の仕事です。それは決して「+α」ではなくて、それをして初めて「商売」が成立するわけです。自分でやっていてわかるけど、本当に大事だし、これをやるってものすごく労力も、お金も、ルートや、いろんなものが必要で、たいへんな作業なわけです。


コミュニケーションのプロ、とか、ブランディング云々だとか、そりゃそうなんだけど、でもなんかそれはとても本質をわかりにくくしてしまう表現な気がします。
広告の仕事は、「商売」を支えるプロとしての仕事、というか、どんな商店でもやっている商売の基本的な仕事、そのプロ、なんだということです。例えばコンサルとかとは違う、より具体性を持った技術やアイディアやネットワークを持った人たちが集まってワッとカタチを作り出せるという、地に足がついた仕事だということです。うまく伝わんないな。


つまり、「商売」をしている人間にとっては、こうしたプロ集団が隣にいてくれたら、どんなに心強いか、ということです。


「商売」をしている側に立ってみて、切実に彼らの仕事のありがたさ、すごさを思います。


広告の仕事をすることの“誇りのありか”が自分なりにもっと見つかっていたら、また少しは違っていたのかな、とも思います。