番外編:高島屋@ホテルニューオータニ

今月3日に三越期間中でしたが、同時にホテルニューオータニで開かれた高島屋のお得意様向けのクローズドの販売会にてFRANZを販売させていただきました。


前にも書きましたが、その他の洋食器ブランドはリヤドロ、ヘレンド、ウェッジウッド、ミントン、アウガルテン等々です。


基本的に外商の方々が担当として付くかたちになるので、お客様がその場で支払われたり、持ち帰られることはあまりありません。


バイヤーの方に「1〜2万のものとかはあまり要りませんので。」とアドバイスをいただいたとおり、他のブランドを眺めてみると、



80万のゾウのキャンドル立て



とか、



200万近いトキ(絶滅危惧種)の置き物



等、ほとんど美術館レベルのものに「御約定」シールが貼られるという、ラグジュアリーな世界。


FRANZの場合は、今回お声掛けいただいてから間がなかったこともあり、用意のある一般的なものをお出ししたのですが、それでも今回一番高い商品だった8万弱のオウムの皿が御約定となりました。(※正確に言うと100万のセットが一つあって、それが最高値。)


値段をご覧にならずお買い上げになられていくので、すごいなぁ、と感心していたら、外商担当の方が戻られてきて、



「なんだ。ものすごい安いんですね!では、よろしくおねがいします。」(ニッコリ)



とご挨拶いただいたのですが、それはモノの割りに安いという意味なのか、8万という価格自体が安いという意味なのか・・・・なんだかもうよくわからなくなってきました。



また、日本橋三越ではバカラ展というのがちょうど今日あたりから開催されるのですが、それに当たり洋食器に限らず売場全員がバカラに関するレクチャーを簡単にですが受けるというものがあり、


「・・・例えば、こちらのキャンドルホルダーですが、なんと13万というとてもリーズナブルなお値段になっています。」とのこと。



・・・そうなんだ。とてもリーズナブルなんだ・・・。



確かに、その後2000万(3000万だったか?)のチェスセットとか、1000万のシャンデリアだとかの話が続くので、だんだんそう思えてきたような・・・?


ちなみに、イベント後半の私とお手伝いしてくれたAさんは「このバカラの6客セット、復刻版で24金が施してあって20万は相当安いよね!」という危うく買いそうになりそうな会話に変貌してました。



三越高島屋マジック。



危ない。



日本橋三越本館5階のことならば、ギフトサロンやら文房具売場やらカメラ売場までたいていのことはご案内できるデパートガールにこの2週間で成長しましたが、今日久しぶりに店に行くのに普通の顔して急行乗っちゃったよ。気づいたら中目黒。店への行き方すら忘れるぐらい、すっかり感覚が狂ってます。そろそろ魔法をとかねば。


それにしても、こうした歴史あるラグジュアリー・ブランドと並んでFRANZが展開できることは本当にありがたいことです。どちらにおいても、目の肥えたお客様にもご購入はもちろん、とても興味深くご覧いただいたり、楽しんでいただいたと思います。三越高島屋のバイヤーの方に感謝です。