ドラクエ的に言うと。

gris-bijoux2007-07-27

なんだか最近ほんとにいろいろ仕事がまわらなくて、Aさんに積極的にお手伝いしてもらっています。


Aさんは「どうしたら仕事が効率よくまわっていくか」をシステム化するのが得意な方です。
また、感覚がとてもよい人なので、商品の見え方がどうなのか(ディスプレイとかだけの話ではなくマーケティング的な視点も含め)ということをパッと捉える能力が高く、商品の値付けを相談しても絶妙なところに落とし込むし、商品の貸出とかも私が何も言わなくても“わかってるじゃん!!”というものをチョイスしてくれたり、日々、なんとありがたい人なんだ、と感謝しています。


私は土地を拓いていくのは割りと得意なのだけど、その後のフォローができないタイプです。拓くだけ拓いてある程度整地したら、“じゃ、今度どこ開拓しにいこうかなー”というところに意識がいくので、誰かがその土地を上手くキープしてくれないと、その土地は雑草荒れ放題、みたいなことになるので、Aさんのように「あー、まやちゃんはこういう風にしたいんだろうなぁ」というイメージがわかってくれて、上手くその土地を枯れないようにコントロールしてくれる人が必要なのだな、と最近思っています。私のできないことをやってくれる人。


ふとドラクエを思い出しました。いや、FFだったかも。


たしかあれは、「勇者」「戦士」「魔法使い」「商人」の4人が基本のパーティーだったような。


子どもだったからわかんなかったけど、今思えばなんという絶妙な組合せ。


理念や思い込みとか情熱とかで引っ張っていく人がいて、そのためにたくさんいろんな魔法(戦術やアイディア)を駆使する参謀がいて、一方で現実的なレベルでお金を稼いだり、管理する才覚や能力の人がいて、現場でどんな困難があっても立ち向かってくれる戦士がみんなの下支えをする、という最小限の、でも強力なユニットだよね。


確か人数が多くなると、幌か何かにみんなを積んで旅をするんだけど、直面した状況によってどの人で戦うのが有効か組み替えていくという、あぁ、まさに大きい会社ってこういうことなんだなぁ、と思う。いろんな能力に長けた人たちを集めて、いろんなカードであらゆる状況を乗り越えていくんだねぇ。


私もいろんな人と出合って、そういう仲間がちょっとずつ増えていったらこれほど楽しく、嬉しいことはないなぁ、と思います。やっぱり誰かと、みんなと、がんばる方が楽しいよね、仕事って。


とりあえず、まずは自分の経験値上げて「ホイミ」を覚えたい。自分に体力回復呪文。風邪っぽいし。



写真は、新ブランドです。Monica Vinader。イギリス人の女性デザイナー。大ぶりのリングがゴージャス(→完売御礼)。