突破力

本日より名古屋三越にて1週間のFRANZフェアです。


限られたスペースながら、結構商品数は持って行ったので、ぜひ名古屋周辺にお住まいの方は遊びに行ってみてください。うちのAさんが出張に出てくれています。



なんだかバタバタしたまま年を越し、そしてさらにバタバタした新年になるのが見えていて、「先が見える人生なんて面白くないじゃーん」とかよく周りに言ってましたが、あまりに読めなさすぎだろう、と意味不明な私のさすらい人生をかみ締める年末です。


この前NHK爆笑問題と早稲田の先生&学生たちが討論する番組やっていて、そのテーマが「突破力」というものだったんだけど、


大人たちも誰も今この時代をどう突破していけばいいのかわからない時代だからこそ、若い世代にとってはこれほど面白い時代はないんだよ、という若者に対するメッセージでもあった訳ですが、結論として、では今の時代の「突破力」とはどういうものか、という質問に対し、


ある現代文学の先生は、今、文学の世界ではミステリー小説からホラー小説への転換期で、“得たいの知れないもの”と戦わなければならなくなってきた時代に入った、と言っていました。そういう“得体の知れないもの”の中に足を踏み入れていく、という心意気というか、心持ちというか、そういうものが突破力の第一歩みたいなことを言っていて、


同じく宮沢章夫は、「突破力なんていうと、一点突破するような勢いのあるようなニュアンスがあるけど、実際は“不条理”なものとぐちゃぐちゃとこんがらがりながら、どうにかこうにかそこを抜けていく、というイメージの方が近いんじゃないか」と表現していました。



・・・なんか、こう、Xファイル的な?



目の前に出現した事態(宇宙人とか半魚人とか)に、意味分かんないんですけど!!なんなんですか、それ!?とか言っても仕方ないので、何と戦ってるか全体像もよくわかんないし、先が見えないけど、とりあえずなぎ倒して進んでいく、みたいなかんじですかね。その気力のようなものを今の時代に必要な突破力と言っているような気もしました。


ってことで、まぁ、私個人というより、時代的に今みんなそういうかんじなんだろうなぁ。あれ?出口かと思ったらまた入口!?みたいな。


チャリラリ チャリラリ チャリラリ チャリラリ〜 (注:トワイライトゾーン


写真はDDM.\15000