育ちの違いと、優しさの違い。


どういう男性(もしくは女性)が良いか、というよくある会話で、


「育った環境が同じような人」


と答える人が結構いて、へー、そう、ぐらいに聞いていましたが、


ある本の中で、



「その人にとっての優しさの定義を決定するのは“育ち”だと思う。」



とあり、なるほど、あの人たちはこういうことを言っていたのだな、と思いました。


つまり、「その人のことをほんとうに思ってすることが、ほんとうの優しさ」なんだけど、「親のしたように、自分の環境でそうであったように。もしくは親がしてくれなかったこと、自分の環境になかったもの。それを人は“優しさ”と判断する」のであって、それはもちろん人それぞれ違うのだけど、育った環境が似ていればお互いの“優しさ”にあまり大きくズレがないかもしれない(=気持ちがすれ違うポイントが少ないかもしれない)、ということなのかも知れません。


・・・で、私が思ったことは、いろいろと揉めることも多い台湾の人々との日々ですが、


でも、育った環境が違うって意味では“大きくアジア”ってだけが共通してるだけで他は全く違うわけで、彼らの優しさ(とか配慮みたいなもの)と私のそれが違っても仕方ないことなんだよなぁ・・・、とこれも当たり前のことなんだけどしみじみ思いました。


まぁ、「・・・!?」ということがあっても、いやいやこれは彼らの優しさなのかもしれない・・・と懐の大きな人間になる努力をしていきたいと思います(要は、ポジティブシンキング!?)。


写真は、Alexandra Francois。¥7000。深いグリーンがありそうでない色で、とてもフランスのデザイナー的な色遣いだと思います。大人っぽく仕上がります。


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