デキる女たち



以前の会社を辞めて、プラプラしている時期にちょうどLVMHの某ブランドで急に欠員が出てしまい、


「この際、代理店出身者なら誰でもいいから(英語しゃべれなくていいから!)入ってちょうだい!」


みたいな話があり、私もへー、外資ブランドのプレスなんてかっこいいかもねー、なんつーミーハーな気持で



英語のしゃべれないフランス人 VS 英語のしゃべれない日本人 のマンツーマン面接



という今考えてもどうやって時間を埋めたのか謎が残る面接もやりましたが(最後フランス人が「英語できなくてごめんなさいね」と拙い日本語で謝ってくれましたが、どう考えても謝るべきは私であろうよ。。。)、


結局、いや、でも中途半端な気持ちで次の仕事を決めてしまっては周りにもご迷惑をお掛けするし、覚悟もなく簡単な気持ちでできるお仕事ではないだろう、と思い、お断りをさせていただいたことがありましたが、以前その話を業界を知っている前会社の同期に話したところ、


「あー、それ正解。オマエみたいなおっとりしたタイプは無理。」


と言い放たれましたが、先日外資メゾンをいくつも経験されているSさんとお食事をしていて、あー、確かに鍛え上げてきている部分が本当に違うなぁ、という風に感じました。


Sさんと私ではそもそものシャープさというかキレみたいな部分が違うというのはもちろんあるのですが、合理的で生ぬるさみたいなものがないというか、大きな会社にいながらとてもインディペンデントなかんじというのでしょうか、うーん、確かに私のようなおっとりというより、神経がいろんなところに張ってないタイプは違うよねぇ。。。と食事しながら、Sさんのデキる女オーラにやられてました。感心。


でも、最近感じるのは、何か物事を相談したときのキャリアを積んできた年上の女性たちの回答の見事さです。


的確で無駄がなく、そして押しつけがましい訳でもなく、自分で悩んで突破して、一つ一つ消化して経験を積んできた女の先輩たちの言葉は頼もしいし、優しいなぁと近頃ほんと思います。っていうか、みんな相当に頭のいい女の人たちだからっていうのもあるんだけどね。


周りの魅力的な女性たちに近づくべく、それには私もいろんなことに逃げずに、そして賢く挑んでいかないといけないんだなぁ、と思う今日この頃です。


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