パリと京都と代官山。
糸井重里がエッセイで、
「京都に行くと、ここにあるのは“ビジネス”ではなく、“商い”だということを実感する」
とあって、すごいよくわかるなぁ。
例えば経営者の人たちが集まるような会があっても、なんかこう私なんかは異質だなぁ、と感じることがあるのはそういうことなんだなぁと、その微妙なニュアンスを言い当てていた文章で納得。
単にやっている商売の大小という意味でもなく、フランツの卸なんかは“ビジネス”に近いだろうけど、お店は完全に“商い”で、楽しさとかも全然全く質の違うものなんだよね。フランツなんかは“面を広げていく面白さ”と比例していく金額的な面白さがあったかもしれないけど、お店はそういうことじゃないんだよねー。上手く表現できないけど。
“商い”が“ビジネス”になったとたんにつまらなくなるお店っていっぱいあるし、なんかそこのところは離れたくないなぁ。
・・・と、内装工事の立ち会いをしながら、「仮に同じフォーマットでいくつも同じような店舗作っても、それは今店舗作って楽しいのと違って超つまんないかも。」とぼーっと考えてました。
でも、こういうのって口に出して説明すると、あぁ、今これ言い訳っぽく聞こえてんだろうなぁ(ほんとにそう思ってんだけど)、みたいなシーンが多くて難しいんだよね(苦笑)。ま、なんとなくわかってくれる人になんとなく伝わればいいんだけどね。
久々にAlexandra Francoise.\14000.つけるとシックで、以外となんでもはまります。