味わい深くなってきました。


たまたま大学の友人の勤めている会社の同僚が、私が通っていた高校時代の塾が一緒だった人で、そのことが2年前ぐらいに判明したんだけど、飲もう、飲もうといいながら、早2年経過。


ツイッターで再び遭遇し、いよいよサシ飲みが実現することに@青山のおでん屋。


数時間だったけど、高校生から大学生、社会人になって、奥さんと出会って結婚して、そして今後、と話を聞いていて、もうヘタすると20年近く?の時間の中で、へー、いろんな人生があるんだなぁ、とすごく面白かった。


というか、当時は同じような机で勉強していたはずなのに、当人はその後、東大→会計士→ファンドという華麗なるキャリアを歩んでおり、この差はどこで生じたのかなぁ、と自分の人生を振り返ってみましたが。分かれ道は一体どこだったんでしょうかね・・・??


でも、同じ歳だからか、すごく率直な人で楽しかったなぁ。最近思うけど、かっこつけてなくて率直で、正直な人、っていうのが、大人になるとますます人間的に魅力的だね。そういう人とサシで飲むと、こっちも構えず素で話せるから、ほんと飲んでて楽しい。


柄本明が「職業なんてコンプレックスに思ってる方がいい」と言っていて、ある職業をずっとやり続けているなんてどう考えても人間として偏りが生じる訳で、仕事にプライドを持つのもいいけど、一方で“偏っている自分”というものにコンプレックスを持ってる方が人間のバランスとしていいんだ、みたいな意味なんだろうけど、それぐらい自分自身とか自分の世界の価値観を引きでみれることがコツなのかなぁ。


それにしても、ほんとサシ飲みが最近面白い。周りに味が出てきて、自分もその味の面白さが少しわかる年齢になってきたのかも。


いろんな人がいろんな人生歩んでるなぁ、と自分は選ばなかった人生がそこにはあって、人と一対一でじっくり話すのが楽しい。みんな面白いよ。


また一人、貴重な人を発掘してしまいました。今度は中目黒でねー。


写真は、JUNKOのブローチ。清水さんと2人で選んでて一目ぼれ。残り1点のものをもらってきてしまいました!¥20400.
まだオンラインにアップしていないので、ご希望の方は、info@gris.bzまで。